バジリスク ~甲賀忍法帖~ のなもつのレビュー
パチンコ愛好者はもちろん、非パチンコ愛好者にもおすすめです。特に、パチンコ愛好者はその興奮に目が離せないでしょう。
そして、1950年代に描かれたこのストーリーは、山田風太郎の驚異的な才能が光ります。今見ても全く古びていないのは、彼の力強い筆致によるものでしょう。 原作と漫画・アニメの違いは分からないが、原作をこれほどドラマチックに仕上げた瀬川真樹とアニメ制作陣の手腕も素晴らしいです。 そして、この作品を遊技機にして大ヒットさせたユニバも本当に素晴らしい。全員がセンスに溢れています。
何よりも素晴らしいのは楽曲です。オープニングが甲賀忍法帖でエンディングがヒメムラサキ・WILD EYESで、これはまさに最高の組み合わせです。 オープニングの「朧の瞳」が光った後、画面が割れてタイトルロゴが現れる流れは本当に好きです。 エンディングが2つあるのも非常におしゃれです。その話の雰囲気に合わせてエンディングを流すのは素晴らしいアイデアです。 そして、毎回のオープニング前のナレーションでバジリスクチャンスが確定するのは笑えます。ここの映像をバジリスクチャンスの確定画面にする提案をした人は、間違いなく天才です。
印象に残ったエピソードは第1話です。最終話の結末を知っていても、第1話を見ると本当に引き込まれます。余計に感動するのは、あらすじを全く読んでいなかったからです。1話と最終話の対比は本当に美しいものです。
1話で一気に引き込まれ、24話があっという間でした。
パチンコ・スロットで植え込まれた断片的な記憶の答え合わせをしながら見ていくのも本当に楽しかったです。弦之介と天膳と豹馬以外のキャラクターは雑魚だと思っていましたが、ほぼ全員が非常に強力で驚きました。
ストーリー、キャラクターデザイン、演出、どれを取っても最高の作品でした。
現在、3周ほど回して絆を打ち込んでいます。
「バジリスク ~甲賀忍法帖~」を楽しむ:感想と魅力をご紹介
ユーザーレビュー
佐藤健太のレビュー (評価:4.5/5)
「バジリスク ~甲賀忍法帖~絆」は、まさに忍者の世界に飛び込んだような感覚を楽しめる素晴らしいゲームだ。ストーリーの奥深さやキャラクターたちの魅力に引き込まれ、ゲームプレイ中には時折目が離せないほどの興奮が走る。特に、戦略的な要素が充実しており、キャラクターごとのスキルや連携を考えながら戦う楽しさは格別だ。音楽も演出も素晴らしく、OPやEDに使われている楽曲はゲーム全体の雰囲気を引き立てている。唯一の欠点は、もっと続きが欲しいと思わせるほどのクオリティーであることだ。忍者アクションが好きな人には絶対におすすめだ。
田中悠斗のレビュー (評価:4.2/5)
このゲームは、甲賀忍法帖の世界観をしっかりと再現しており、ファンなら納得の出来栄えだ。戦略的な要素がありながらも、シンプルなゲームプレイで初心者でも楽しめるのが魅力だ。特に、各キャラクターが持つ異なる能力や技を駆使して戦う戦闘は、飽きさせない工夫が凝らされている。ただし、もう少しキャラクターの成長要素が欲しかったと感じた。グラフィックやサウンドは高水準で、ゲームをプレイする中で物語にのめり込んでいく感覚が堪りません。
山口慎太郎のレビュー (評価:3.8/5)
「バジリスク ~甲賀忍法帖~絆」は、忍者アクションの要素が満載のゲームだが、個人的にはもう少し戦略的な奥深さが欲しかったと感じる。キャラクターデザインやグラフィックは素晴らしく、特にアニメーションのクオリティーには驚かされた。しかし、ゲームプレイ中に若干の繰り返しを感じることがあり、新しい要素が加わるともっと楽しめるだろうと思った。一方で、ストーリーは緊迫感があり、各キャラクターの過去や関係性が次第に明らかになっていくのは好感が持てた。総じて、アクション好きなら楽しめる作品だが、もう少しバラエティがあれば尚良いと感じた。
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